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コラム
経営革新~RC住宅に向けて
2013年10月14日 公開 / 2021年1月4日更新
みなさんこんにちは。
記事のアップがかなり久しぶりな感じになってしまいました・・・。
この間忙しかったという言い訳ももちろんあるのですが、暖めていたもの(企画)が一気に進み始めた為じっくり記事の構想を練っていたと言う部分もあります。
タイトルにもありますが、当社はこの度岡山県が主幹である経営革新計画の承認を得る事が出来ました。
テーマはズバリ「企画型RC(鉄筋コンクリート)住宅市場投入による新しい顧客価値の提供」です!!
住宅と言えば一般的には木造ですが、当社はあえて今までの経験(マンション・病院・学校等のビル建築)を生かしコンクリートでの家づくりを提唱します!!
建築の仕事に携わり26年、建物に対しても業界の風習に対しても、今まで色んな思いや疑問を抱きながら仕事をさせて頂いてきました。
いまやバカ売れしているマンションはコンクリートなのに、なぜ家になると木造に住みたがるの?
なぜみんな計ったように、50坪の土地を買い40坪の家を建てるの?
アパートの家賃程度で月々のローンの支払いが可能ですって、全く違う性質の二つの数字を何で比べてみせるのか?等々・・・
今まで事業用の物件に多く携わり、常に「収支」という観点をもっていた中で「住宅」と言うのは全く利益を産まない建物だったのです。だからどうしてもちょっと一歩引いて見ていたのですが、3.11の震災で多くの人が犠牲に会い多くの建物が損壊し、多くのマチが廃墟となりました。
あの惨状を見るに付け自分たちの得たノウハウや技術をもっと有効に地域や社会に還元するべきだと思いました。津波に押し流される車や建物の映像を何度もテレビで見ましたが、それを写していたのは丘の上だったりも有りましたが、庁舎やビルの屋上のケースも多々ありました。つまりその人達の命を救ったのは頑丈なコンクリートの建物だったのです。
民主党政権時代「コンクリートから人へ」という政策のミスリードにより、悪の権化の様に言われた我々の業界ですが、当時本当に仕事が無くて辞めていった人達も多くいました。おかげで今人材不足で復興がままならないだけでなく、地方の建設土木業界も大変です・・・。
多くの建物が工業化で工場生産に移っていく中、コンクリートの生産現場は本当に人の力の結集なのです。
そんな事柄をこれから数回に分けて書きつづっていこうと思っています。
興味のある方は是非お付き合い下さい!!!
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