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コロナウイルスとマスクとビジネスマナーと

長澤さおり

長澤さおり

テーマ:社員研修 ビジネスマナー 人材育成

ホスピタリティコンサルタント
人材育成コンサルタントの長澤さおりです。

コロナウイルスの感染拡大により
日本中でマスク着用が絶対のような空気感が強まっていますね。

つい2ヶ月ほど前は
「マスクを着用したままの接客や商談は失礼だ」の論争もありましたが…
現状では
マスクをしていないことが
相手に不信感、不快感を与えてしまうという
段階にまでなってきています。

そう、マナーは
「相手を不快にさせない、不安にさせない心配り」
そして、実は、マナーは生物なのです
常にその時代の現象を取り入れ成長し変化する。

コロナウイルスの拡大を絶対に阻止しなければいけない今
マスクをしていることが相手への心配り
マナー表現なのです。
と同時に
その組織のリスク管理意識の示し方とも言えるでしょう。
「うつらない、うつさない」

今の状況下において、
ビジネスシーンでマスクをしていること=失礼だという意識は全くありません。

やはり
ビジネスシーンにおいては
商談や打ち合わせ等
相手と対面する場面もあります。
既に関係性が出来上がっている相手であれば、
「本日はマスクをして失礼いたします」と一言添えると良いでしょう。
初めてお会いする方には
最初の挨拶の時
一度はマスクを外し きちんとお顔合わせをすることが望ましいでしょう。
(近距離では避けましょう)
その後、「マスクを失礼いたします」といい着用されると相手の気配りを感じます。

日本中でマスクが手に入らない状況は続いています。
どうしても手元にない場合は
「マスクが手に入らなくて、失礼いたします」
と一言伝えると、
相手は安心感を覚えるでしょう。
相手の頭の中は、
この人はまったくコロナウイルスに無頓着なのだろうか???
ときっとモヤモヤしていますから。

仮に
「私はまったくコロナウイルス云々、マスク云々気にしない」
とおっしゃる方もいるかもしれません。
ですが、マナーは
自分の価値観で発信するのではなく、
相手の価値観をキャッチして、
おもんばかって
相手軸で発信するものです
もしかすると相手は持病を持っているかもしれない
もしかすると高齢のご両親と一緒に住んでいるかもしれない
       
相手の気持ちをマイナスにしない
相手の気持ちをプラスにするために働きかける心、行動として、
ホスピタリティマインドあふれたマナーを
他者への心づかいを
このような時だからこそ
お互いをおもんばかって発揮できれば
と願っています。

世界に1日も早くおだやかな日常が戻りますように

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長澤さおり
専門家

長澤さおり(マナーコンサルティング)

ホスピタリティ&マナー・ラボ

元CA(キャビンアテンダント)の「おもてなし接客マナーを伝え、お客様、患者様満足度の向上を目指します。スタッフが働く喜びを感じられる「人財」となり、イキイキ元気に働ける「組織創り」へとつなげます。

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