他店で「修理出来るか分からない」と言われた靴の修理例

2021年5月18日

テーマ：他店拒否の靴修理例

コラムカテゴリ：くらし

こんにちは。
フットライト.梶田です。

今日は、同業他店にて「この靴はうまく貼り直せるかどうかは分からないが、修理費は6，000円かかります。」と言われたために、当店にお持ち込みになられた靴の修理例を挙げたいと思います。

添付写真は、上記理由に依り持ち込まれた自転車用ビンディングシューズを、当店にて修理した後の写真です。

この修理ですが、剥がれかけたソールプレートを単純に貼り直すだけの作業であったため、両足ともに補修で3，300円(税込)の費用となりました。

基本的に、ビンディングシューズの剥がれたソールプレートを貼る作業自体は特殊な技術や資材を要するものではなく、靴修理店の基礎技術や通常資材で修理は可能です。

また、通常の貼り直し作業で修理可能なために、貼り直しに掛かる費用も高額化する理由は全く見受けられません。

もし応対した担当者が「うまく貼り直せるかは分からない」と考えた場合は、そもそも修理を受けるべきではないと思うのですが、修理保証は出来なくても高い修理費だけはいただく気が満々だったという、なんともお粗末な他店の対応例でした。

※他店で「修理が難しい・出来ない・修理費が異常に高い」対応をされた場合は、一店だけの結果で判断せずに、複数店に相談された上でご判断いただければと思います。