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BBQで最適な肉の量を力説するぞ

工藤博文

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テーマ:その他の面白い事 フフッ

(゜∀゜):BBQするから、肉を5キロくらいくれよ。
(・ε・):いいけど、何人でするの?
(゜∀゜):10人くらいかな。
(・ε・):お前ら、フードファイターかよw

これは適当に頼みすぎ。

この量を一人あたりで按分してみると…

5000g(5.okg) / 10人 = 500g

食える訳ねぇだろ…。

じゃ、どれくらいが適量なのか。
結論から言って一人 120g で十分。

えっ?少なすぎねぇか?と思った人が大半でしょう。

事実、少ないです。

ネットで”バーベキュー_肉の量”で検索してみると、どのサイトも着地点は、おおよそ300g。
中には『肉の黄金比』と言って牛:豚:鶏の分量まで解説しているサイトもあった。

確かに、全てのサイトで発信してることは全て正しい。
何も問題がない。

一般的にファミレスのハンバーグやステーキの量も一つあたり、150g~250g。
少なくもないし、多くもない。物足りない人ならば、ライスの量を大盛にしたり、サイドメニューを頼んだり、量の調節ができる。

本当に計算しつくされた量。それが300gに至ったんだと思われる。

しかしだ、俺はこの300gに異を唱える。

なぜか。
家庭やファミレスでの食事の目的は、文字通り「食事をする」ことだ。
テーブルの上に料理や飲み物が並び、椅子が規則正しく配置されている。

最終的に、その食事をすることを達成(=食事を終える)する。
そのために、椅子に座り箸を持ち、黙々と料理を口に運ぶ。

他のことはしてはならない。
やるのは構わないが、他のことをやってしまうと一般的に「行儀が悪い」と言われる。

例えば、ながら食い。
テレビを見ながら、スマホを見ながら、とかね。

要するに目的が明確であるため、性別や年齢、体格に合った量を決められる。
それに従えば、食事の量がおのずと適量になるってわけだ。

もちろん、BBQも食事をすることが目的。
ただし、そこには老若男女、複数人が存在する。

何にでも当てはまるけど、人数が多ければ多いほど同じ方向には行かないことは、みんなも分かってるはず。

実際にBBQ場で、椅子やテーブル、バーベキューグリルを準備していても全員が全員、その周辺に集まることはまずない。

どういうことか。

例えば、小さい子供がいれば、周りの木々にいる虫を採ったり、水辺で水遊びをする。
野外で、行儀よくしている子供なんているはずがない。

さらに、それを監督するためにパパさんが付き添う。

この時点で、まともに食事をすることから逸脱している。
かと言って、行儀が悪いわけじゃない。

こういった行動もBBQにおいては、よくある光景。
いつもの食事スタイルからはみ出しているからこそ、本来のバーベキュー。
だから焦げた肉だって、え~っ(笑) って言いながら食べるし、マシュマロだって焼いちゃう。

むしろ全員が規則的に座って、きちんと食事している光景の方が、気味が悪い。

『食事をする』と言っても、開放的な気分で楽しめる。少々、ハメを外したっていい。
無作法でも寛容になれることが、BBQの醍醐味。

まともに食事なんかできないと思われ。

だから一人につき、300gも準備したって余るだけ。
前置きが長くなったけど、まだ終わりじゃないぞ。
(まだ、前置きかいっ!w)

続く…。


暑すぎる夏が過ぎ、ちょっと肌寒くなった今日この頃。

春先にOFFにした温かくなる便座のスイッチをONにした。

温っく~(´^ิД^ิ`)∩

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工藤博文
専門家

工藤博文(食肉加工業)

ビーフプレイス株式会社

HACCP認証取得の工場で徹底した安全管理のもと、オーダーに合わせて食肉をカット。各地の有名スーパーマーケットを始め、大手コンビニチェーンの惣菜の牛肉加工も担う。従業員のワークライフバランスも推進。

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