プロの定義
自分との価値観と一致しているか
プロだってもちろん趣味趣向があるのは当然。
例えば、自分は赤が好きなのにその道のプロは黒が好きだとか。
この場合、自分とプロとの色彩のズレがある。
世間の評判とは裏腹に「なんか、違うんだよな~」ってことあるでしょう。
まさにコレ。
一番分かりやすいのが、ファッション。好みがハッキリと分かれる分野。
スカート or パンツ。短髪 or ロング。ナチュラルメイク or フルメイク。
好きになれないものは好きになれないし、こればかりはどうしようもない。
特に服に関して言えばこうなる。
雑誌でもネットでも取り上げられ、周りもみんな買ってるからつい、流されて買ってしまった。
一度は着ては見る。
でも、好みじゃないから違和感を覚える。
そして、その後は着る事もなく、見る事もなくなりタンスの肥やしに…。
誰しもこんな経験あるはず。
プロと自分との感覚の乖離
続いてヘアースタイル。
これに関しては、印象がガラッと変わる。まず、有るのか無いのかで全然違う。あと色。
同じ顔であっても、超エリートに見せる事も出来るし、チャラ男に見せる事も出来る。
映画やドラマを見ると分かりやすい。その役に見合う髪型をしてるからね。
だけど、印象が変わるのと似合う似合わないは別問題。
誰が見ても絶対に似合っていない、いや、むしろ“変”だと誰もが感じている髪型をしている人がまれにいる。
例えば、ホストのような髪型。まずは、体型をどうにかするべきだろ…と、ツッコミたくなるヤツ。
人差し指で前髪をクルクルしてたらもう大変。。しかも遠目で。
当の本人は、とても気に入っている。こればかりは、修正のしようがない。
そんな状態なら、何も言わない方がその人のため。そっとしておくのが吉。
この感覚は、手の施しようがない程の重症だけれど、多少なりとみんなも抱いている感覚。
例えば、長い髪型が好みなんだけど「○○さん、ショートも絶対似合いますよ」と言われた時、どう感じるか。
「いやいや…(汗)」とか「えー、そうかなぁ…」
自分が踏み込んだことがない未知の領域。
自分では“長い髪の方が似合う”と思っている。もしくは、それ以外の髪型にチャレンジする度胸がない。さらに、考えたことすらない。
こんな状況下でプロから「絶対、あなたに似合いますよ」と言われれば、戸惑うのは当然だろう。
だけど、上手に乗せられ、バッサリとショートにしてみる。
ふたを開けてみると、これが結構似合ってる。むしろイケてる。
最後に髪を乾かせてもらって、セットも完了。
鏡越しに新しい自分にはにかむ。そして照れる。
「ニッ」っと口角が上がってしまうのも必然のこと。
家に帰っても家族からの評判も上々。翌日、学校や職場に行っても「お~っ♡」って言われる。
マジで照れくさい…(笑)
少しオーバーだけど、こういった体験は一度や二度はあるはず。
プロの感覚と自分の感覚。
自分の狭い視野を広げてくれるプロ、閉じこもっていた殻を破ってくれるプロ。
こんな人に出会うと、もうこの人以外に頼めなくなる。
はい、またファンが一人増えましたとさ。
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甲子園も無事に閉会しました。
今年も多くの感動するプレーやそれを取り巻く応援や周囲の協力。
胸にこみあげるものがありました。
高校生。俺もずいぶん昔に経験したけれど、やっぱりいいものです。
そして、若いって素晴らしい。しかも十代。もう、色んな可能性がある。
その中での大社高校。本当にお疲れ様でした。
同じ中国地方の同胞同志の島根県。
感動をありがとう!
久しぶりにキレイな涙が出たような気がします。