別府某所のお風呂の壁画制作中
5月13日から、大分市中心部の、セントポルタ中央町商店街のエトウビルギャラリーにて、空間ペインター芳賀健太20周年パネル展&絵画展示販売会を開催中です。
会期もいよいよ本日6月15日までとなりました。
お越し下さった皆様、ありがとうございます。
今日午後から最後の18時まで在廊してます。
先日から、これまでを振り返る投稿をしています。
コロナ禍を明けての現在
●最後は、コロナ禍を明けてから現在の壁画制作のご紹介になります。
コロナ禍での行動制限が終わり、
コロナ前に完成していた恋叶トンネルのお披露目のイベントが中止になっていたので、この期間に2022年に恋人の聖地地域活性化大賞の審査員賞を受賞していたこともあり、再度PRする機会を持ちたいということで、「恋叶フェスタ」という恋叶トンネルのアートイベントを開催することになりました。
そこで、当初予定していた中心部の壁画「恋叶の木」にハートの実を来場者に描いてもらうという参加型のワークショップや、トンネル内に生ピアノを運び、ジャズピアニストの村田千尋さんとのライブペイントを行ったり、マルシェ・キッチンカーなどの出店があったりと、コロナ禍では出来なかった取り組みを始めました。
またイベントに合わせて、新作を描き、
2023年は恋叶のブランコ、
2024年は辰年だったので、恋叶の龍を描き、恋叶の龍は、書道パフォーマンス集団Lefとともに、コラボレーションを行い、また更に新しい広がりが出来て行きました。
他にも県外の壁画制作もまた新たに再開したりと、コロナ禍以降は、これまでの経験を活かして、また新たな展開を考えて動いているところです。
この振り返りシリーズでは、20年間の主な壁画を紹介してきましたが、他にもたくさん制作させて頂いてきました。
どの作品にも思い入れがあり、たくさんのご縁に支えられ、「街」をキャンバスにしてここまで生きてこれたことを再認識し、すべてのご縁に心から感謝の思いです。
10年ぐらい前から
画家としての自覚を更に高めながら絵を描いてきて、
コロナ禍の苦しみを経験し、
一番最初は、大切なことを広く伝える手段として『漫画家』を目指していたところから、今後は絵本での表現に力を入れていこうと思っていたので、
正直にお話すると
心のどこかで「壁画は、もういいかも」と思っていました。
そんな矢先に、母が他界し、
その直前での熊本での介護施設「道標」さんの壁画制作があり、
『壁画制作を忘れてはいけないよ』と
何か大きなメッセージなようなことを感じ、今回の展示となりました。
20年。
長いようで、短いあっという間の時間でしたが、今回じっくり見つめ直すことができました。
展示中は、ここまでの歩みの中でキーマンになるような大切な方々も会場にお越しくださり、色々な話も出来、次に向けての力もたくさん頂きました。
これまで支えてくれた皆様に、心から感謝致します。本当にありがとうございます。
ここからは、これまでの経験をしっかり活かし、更なる発展を目指して
色々と挑戦していこうと思います。
今後とも空間ペインター芳賀健太を
どうぞよろしくお願いします。
詳細
『空間ペインター芳賀健太20周年展 街と絵』
期間:2025年5月13日(火)~6月15日(日)休みは6月2日(月)
10時~18時
(※お店の事情により、変更の場合があります)
場所:エトウビルギャラリー
(大分市中心部、セントポルタ中央町商店街「エトウ南海堂」横)



