マンション「Fresh Garden K」巨大壁画完成披露
5月13日から、大分市中心部の、セントポルタ中央町商店街のエトウビルギャラリーにて、空間ペインター芳賀健太20周年パネル展&絵画展示販売会を開催中です。
会期もいよいよ、本日6月15日までとなりました。
お越し下さった皆様、ありがとうございます。
本日、最後の18時まで在廊しています。
先日から、これまでを振り返る投稿をしています。
コロナ禍での光②
●今回は、コロナ禍での壁画制作のご紹介その②です。
コロナ禍に突入し、大分市の管理する旧小学校を利用したアトリエに入り、制作を開始しました。
その後、大分市が取り組むアートレジオンという、アートを通じて過疎化が進む地域の活性化を目的としたアートイベント「アートコレクション」に参加させて頂き、
佐賀関、野津原、大南という三つの地域のイベントに参加させて頂きました。
それぞれの地域をテーマにし、参加アーティストが作品を制作、展示するイベントで、僕は3つの場所に壁画を制作。
2020年さがのせきアートコレクションでは、支所の広場にて毎年行われていた地域お祭りのメインの「関のタイ釣り踊り」が中止になっていたので、それをモチーフにした壁画を描き、
2021年の、のつはるアートコレクションでは、地域に残る民話「尾の切れた龍」をモチーフに、コロナや水害を止める龍として進化させた龍を野津原公民館のスロープに制作。
この時はアトリエ仲間のメディアアーティストのくどうまゆこさんと、ARでのコラボをさせて頂き、一度はやってみたかった、壁画がデジタル技術で動き出す作品にもなりました。
2022年の、だいなんアートコレクションでは、吉野梅園という大分市の名所に、土地の歴史をモチーフにした壁画制作を行い、さらに壁画に対して初の参加型の作品に挑戦しました。絵の中の梅の花に、観覧者が願い事を書いた梅の花の絵のシールを貼り、願いの花が増えていく作品。コロナ禍に加え、ウクライナとロシアの戦争が始まってしまった時期だったので、本当にただただ祈るしかなかった。そんな思いを壁画に込め、100以上の願いの花が咲きました。
コロナ禍は、県内のみに動きが制限されましたが、これまで向き合うことのなかった地域の魅力を再発見したり、コロナ禍だったからこそ生まれた作品が出来、これはこれでとても大切な経験だったと今振り返ると思います。
どの作品も今も残っていますので、是非巡ってみてくださいね。
詳細
『空間ペインター芳賀健太20周年展 街と絵』
期間:2025年5月13日(火)~6月15日(日)休みは6月2日(月)
10時~18時
(※お店の事情により、変更の場合があります)
場所:エトウビルギャラリー
(大分市中心部、セントポルタ中央町商店街「エトウ南海堂」横)



