学生時代の摸写作品。絵のルーツを振り返る。
先日、いつもお世話になっている「ライフギャラリー花」の、15周年イベントがJAZZ喫茶ネイマにて行われました。
メインは活動20周年を迎えられたピアニストの重松壮一郎さんのライブで、
ライフギャラリー花主催での公演は約11年ぶりということもあり、我々関連作家も集まり、久しぶりの再会を喜びました。
会場には、ライフギャラリー花15周年を祝しお店をテーマとしたそれぞれの作家の作品も展示して、重松さんとの共演もさせて頂きました。
(ラストにはこの作品から感じたものを、即興で重松さんが演奏してくださいました)
また、会場では感激な出来事がありました!
約8年前の個展で、重松さんの曲をテーマに描いた作品があり、当時ご購入くださったお客さんが、今回、その作品を持ってきてくださり、重松さんとようやくご対面することが出来ました。
この作品は重松さんもSNSを通じて認識してくれていましたが、実際に見て頂くこともなかったですし、お客さんにも重松さんのことは説明していましたが、ご購入後はお会いすることも出来なかったそうなので、ようやくご本人と絵の対面出来たことは、画家冥利に尽きる、この上なく嬉しい出来事でした。
しかも、お客さんはピアノの先生ということもあり、生徒さんにもこの絵を通じて音楽の素晴らしさを伝えてくださっていたそうで、他にも購入に至るまでの色んなエピソードやその後の色んな出来事も聞かせて頂き、本当に嬉しい時間となりました。
また絵を運んでくれる姿が赤ん坊を抱っこするかのように大事に扱ってくださってる姿も拝見し、自分の絵だけど、自分の絵でないような、なんとも言えない不思議な嬉しい気持ちにもなりました。
公演終了後には、絵の裏に重松さんと僕のサインを加え、ようやくこの作品が完全に完成となりました。
こんな体験も、花さんでの長いお付き合いがあったからこその出来事で、活動を続けてきてよかった!と非常に感慨深く、心から感謝しました。
イベントが終わった後は、花に移動し関係者で打ち上げ☆
15周年を皆さんでお祝いし、花さんをテーマにしたオリジナル曲も、重松さんとセッションでお届けできたり、久しぶりの皆さんとの再会を喜ぶ、とても楽しい時間でした。
コロナ禍では考えられなかった出来事ばかりで、それぞれジャンルや環境は違えど、大変なクリエイターの世界でそれぞれ戦ってきたからこそ話せることもたくさんあり、すごく勇気づけられたり、元気をたくさん頂きました。
皆さんに心から感謝!
また集まれる日までまた頑張っていこうと思います。