ながまつ内科・小児科クリニック:オーダー絵画制作
今日は、オーダーメイドで制作する絵画の額縁について書きたいと思います。
私は絵描きなので、
個展やあらゆる展覧会はもちろん
ホームページやコラムでも、
どんな絵を描いたか?をお見せすることが、
どうしても主になってしまうのですが、
額縁というものがいかに
絵の印象を変え、
大切かということを
今回あらためて書いてみようと思います。
美術大学や美術の関係者の間でも
「絵は7割、額3割」なんてことも時々、耳にします。
当然絵描きなので、絵にはものすごくこだわるので、
「額なんてなくていい」ぐらいに思いがちで、
昔この言葉を聞いた時「えーーーそうなの??」って思うぐらいでした(^^;)
でもやはり、違うんです。
先日お届けしたオーダーメイドの絵画を例に紹介してみようと思います。
こちらが、先日お届けしたオーダーメイドの絵画作品です。
額装をすると、こういう感じです。
この作品の詳しいコラムはこちら→http://mbp-japan.com/oita/yoshiga/column/3478/
この作品は、お客様がどこに飾るかも、事前に打合せをしてましたので、
飾る予定のお部屋のインテリアなども見て、
色も合わせつつ、
なおかつ、
作品にも合う感じも見て、
最終的にこちらを選ばせて頂きました。
納品前に
事前に、いくつか額にはめて、
どれがいいか選んでいるので、
今回はその時のその他の額もお見せしようと思います。
※ちなみにこの撮影の時は、まだ作品は未完成です。
ほとんどは、完成後に額をあててみます。
額を変えての絵の印象の違い
まずは、白。
私の絵のテイストとよく合うので、
まずは白をだいたい合わせます。
白と行っても、
黄色っぽい白だったり、
青っぽい白だったり
様々です。
次がゴールド。
絵の印象が違って見えるでしょ??
ゴールドの装飾のあるタイプ。
装飾によっても印象は変わります。
ちなみに、装飾が多いものほど値段が高い傾向にあります。
そして、シルバー。
こちらはシンプルなシルバーです。
ラストが、今回選んだシルバーです。
上のシルバーとは装飾が少し違います。
他にも、本当に様々な額がありますが、
今回は、飾る場所が決まっていたため、この系統のみで見てみました。
この数枚だけでも絵の印象が違うのがわかると思います。
「私はこれがいいと思う」
と
それぞれの方の好みやセンスによって、選ぶものも違ってくるとは思います。
私の中で、
額は、絵の服装のようなものかなぁ~と認識しています。
大切に描いた作品に、
どのような服を着せてあげるのか?
額縁は値段も割と高額ではありますが、
とても重要なものです。
オーダーの際は、ご予算を聞いて、
私の方でだいたい準備をさせて頂きますが、
飾りたい場所などが決まっていたら、
また額縁の選択が変わってきますので、
ご注文の際に教えて頂けると大変助かります(^^)
ちなみに、最近
一番自分の絵によく合って
使ってる額縁がこちらです。
また、額縁なしという選択肢ももちろんあります。
こちらは、部屋に飾りたくて、
落ちてくると困るので、なるべく軽くしてほしいというお客様からの希望で
額なしにしました。
額なしでも、すっきりしていいというものも当然ありますので、
お部屋との相性や、作品のもつ印象によっても
そこは変化するかもしれないですね。
以上、
短いですが、額縁についてでした。
オーダーの際に参考になればと思います。
また、
趣味で絵を描かれている方も、
これ!といった作品には額をつけてみてください。
きっと「おっ!」というものに変化しますよ(^^)
私自身も、額についてはまだまだ勉強が必要なので、
これからももっと額縁やインテリアについても研究していければと思います。
ありがとうございました。
■オーダー絵画制作についてはこちらをご参考ください。
http://mbp-japan.com/oita/yoshiga/service1/131/
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https://kukanpainter.thebase.in/
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・空間ペインターの活動や、その他の作品などを紹介しているホームページはこちら。
http://www.kukanpainter.com