【シリーズ:画家にできること☆番外編☆恋叶トンネルアート●小・中学校編】
2年前に、
熊本市中心部の商店街側にある5階建ての立体駐車場に
制作させて頂いた超巨大壁画。
僕が壁画を仕事にする大きなきっかけを頂いた
埼玉県にある壁画制作会社ビッグアートの奥村社長という方と
初めて仕事をご一緒させて頂いた壁画です。
(デザイン等は別の方で、現場の壁画制作のチーフとして関わらせて頂きました)
こちらが施工前。
こちらが、施工後です。
一つの線だけでこんなに太いです。
熊本の大地震があったりもして
その後どうなったか
相当気になってましたが、
奥村社長のfacebookページでその後の反応が書かれていたので、
こちらでもご紹介させて頂きます。
以下ビッグアートの奥村社長の記事。
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2年前に施工した「スマイルパーキング」(熊本市)からの朗報!
昨日、思いがけないお電話がありました。
2年前に巨大壁画と看板を制作・施工した熊本市の立体駐車場「スマイルパーキング」の施主からです。
私が年賀状で「あのスマイルマンはちゃんと働いていますか?」と書いたので、その返事のお電話でした。
壁画制作してまもなく熊本の大地震があり、その被害状況も気にかけていたのですが、連絡をしないまま気になっていました。
電話の内容は、施工後の報告でした。
第一声が、「ありがとうございました!その後、とても順調です」でした。
施工前は、繁華街という立地にも関わらず、認知度が低く稼働率が1〜2割という状態で、閑散としていました。
話によると、施工後3〜4ヶ月してから少しずつ反応が出てきて、1年後には満車状態が続くようになり、現在ではいつも入庫待ちの状態が続いているとのこと。
客層も若い女性が増えたそうで、それに合わせて屋内をオシャレに塗装したり、ラインを引いたり、BGM音楽も流すようにしたそうです。
利用促進のアドバイスをしたのですが、今はこれ以上利用客が増えたら大変なので、当面はこのままで行きたいとのことでした。
一番のネックだった「集客」の問題をクリアして、次のステップの「ファンづくり」「ブランディング」に取り組みはじめられたようで、これからが楽しみです。
年始早々、最高にうれしい声をいただきました。
当社は、壁画やオブジェをつくる会社だと思われがちですが、
認知度アップや集客の悩みを解決するために、手段としてアートを活用しているにすぎません。
今回のお客様のように、建物の表情やイメージが原因で悩んだり苦戦している人(会社)は全国に無数にいらっしゃいます。
一人(一社)でも多くの人にお役に立つために、残りの人生を懸けたいと思います。
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あの時に一緒に
描かせて頂いたヒーロー「スマイルマン」がしっかり働いてくれて、
徐々に利用者が増え、
今では、満車がずっと続いているらしいです。
もちろん企業努力もあると思いますが、
これぞ、壁画の力!!
という感じで、すごく嬉しい記事でした。
もちろん、震災の被害がなかったことも嬉しいですが、
僕にとって、
この仕事を始める前の学生時代に、
絵のもつ力を強烈に教えて頂いた奥村社長と
10年以上の時を経て、
プロとして初めて仕事をご一緒させていただいた案件だったので、
とても心に残る大切な仕事だったぶん、喜びも大きいです。。
年始早々、
これからも
日本全国、
壁画の力、絵の力を使って、
社会の力になれればと
あらためて原点を思い出させて頂きました。
奥村社長ありがとうございます!!!
熊本市内に行かれた時は、是非探してみてください(^^)
★空間ペインターのホームページ
壁画の施行例はこちら
です。