公立高校推薦入試で内申点を上げるには
まだまだ残暑厳しい日々が続いていますが、10月の声を聴くと、受験生は少しずつ身が引き締まってきます。焦りも出てきます。いいことです。焦りがあるということは、受験に対する意識が高いことなので、とてもいいことです。
本屋さんに行くと、今頃から過去問の問題集がずらっと並びます。それを買って取り組んでいる中学3年生諸君もいるでしょう。
過去問をやった方がいいですか、と相談するお母さんがいますが、もちろんやった方がいいです。
過去問をやる意味の一つが、問題文を読むトレーニングです。最近の高校入試は、どの教科でも問題文の文章量が半端ではありません。僕らプロの講師がやっても、ふーふーいうくらいの文章量です。
文章をだらっと読む生徒は、問題を解く前に、問題文を読むだけで時間が終わってしまいます。今はまだ中学3年生の過程を全部習ってはいませんから、過去問の中には、解けない問題が当然あります。
今10月の段階で過去問を解く意義は、文章を読むスピードをつけることです。そういう意識で過去問に取り組んで下さい。
過去問だけでなく、新聞や学校のワークも、タイマーを使って時間を切って取り組むことをやってください。入試は、時間との闘いです。