③ 既存木造住宅 性能リノベーション工事
1923年(大正12年)の9月1日午前11時58分、関東大震災が発生しました。マグニチュード7.9の大地震が関東地方を襲い、死者行方不明者14万2800人、家屋全半壊25万戸、焼失家屋44万戸という大災害でした。
記憶に新しい2011年(平成23年)3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災では、マグニチュード9.0の大きな揺れの後、大津波・火災などにより死者行方不明者1万8425人が犠牲となりました。
一方、身近なところでは、2016年(平成28年)4月14日午後9時26分、同16日深夜発生した熊本地震は、震度7を2回、6強を2回、6弱を4回、5強を5回、5弱を14回記録されています。
平成25年4月4日の大分合同新聞で、冬の午後6時に別府湾でマグニチュード7クラスの地震が発生し、過去慶長豊後地震(1596年)と同程度の大津波が起きるケースの被害予測の記事がありました。
それによると、大分市では3万人の死者、全壊家屋は4万戸、最短3分で津波が押し寄せ、沿岸の一部は4m以上地盤沈下して水没すると予測されていました。
私が暮らしている町、富士見が丘は、津波の心配はないとしても、地震の予測震度は5強から6弱となっていて、家屋や道路際のブロック塀の倒壊に注意が必要です。
昭和56年以前の木造住宅を耐震診断(精密診断法)すると、評点は0.4~0.6になることが多いです。
下の表にあるように、評点が0.4の場合、震度5弱で被害が出はじめ、6弱で倒壊することになります。
評点を1.0以上にする改修工事に補助金が80万円出ます。
危険ブロック塀を解体する工事に補助金が7万円出ます。
e-ハウスは、補助金を使った耐震診断・耐震改修工事の実績があります。