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① 既存木造住宅 性能リノベーション工事 

2022年4月6日 公開 / 2022年4月14日更新

テーマ:リノベーション工事

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: リノベーション工事補助金 助成金耐震リフォーム

こんにちは e-ハウス・荻野です。
過去、私が携わった住宅のリノベーション工事を紹介したいと思います。

リノベーション工事とは

以前、母親に「リノベーションって何かい?」と質問されたことがあります。
「リフォーム」は使われるようになって久しいので、わかる方は多くなりましたが、一般的に、古くなった部分を新しく改装したり、悪いところを修復することを「リフォーム工事」と言います。
例えば、床を張り替えたり、壁や天井のビニールクロスを張り替えたり、流し台を新しいものに取り替えたり…とか。

それでは、リノベーション工事とは…、
今までの建物に新しい機能や価値を加えていく改装工事のことを言って、窓や壁を断熱効果の高いものに取り替えたり、地震に対し強化する耐震改修工事などが該当します。

リノベーション工事のメリットは

リノベーションは、タイルの浴室をシステムバスに取り替えたりとか100万円~300万円程度の部分的な工事から1000万円を超え、ほぼ新築に変るような工事もあり、リフォーム工事に比べ比較的高額になります。

大規模なリノベーション工事をしているときに「新築で建てた方が結局安いんじゃないの…」とよく職人や近所の方に言われますが、こう答えます。
「新築に比べ同じ規模なら、建物の解体費用で100~200万円、基礎工事で150万円、構造体や屋根・外壁で300万円費用を抑えることができますよ。」と。

性能等担保できる根拠

私は、大規模なリノベーション工事の時は、お施主様に間取りも変えるし断熱性能や耐震性能も新築並みになるよう提案してます。

ただ、既存の建物のため「確認申請」等の手続きをする必要がないリノベーション工事は、「新築並みに性能が良くなる」と説明してもその根拠が薄いので、私は「補助金制度」の利用も提案しています。

補助金の制度は年度によって変わるので注意が必要ですが、今まで利用できた制度は、

「耐震診断・耐震改修工事」で、約90万円。
「長期優良化住宅リフォーム工事」で、100万円。子育て世代の場合は+50万円。
「断熱リフォーム支援事業(旧断熱リノベ)」で、70万円(最高120万円)です。

補助金の対象になる工事なので「性能」等担保できると思っています。

次回は、「リノベーション工事」を具体的に紹介します。

この記事を書いたプロ

荻野晃

住まいづくりのすべてをワンストップで進めてくれるプロ

荻野晃(合資会社℮-ハウス)

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