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Mybestpro Interview

豊富な知識と経験を活かし、一家和楽の家づくり

住まいづくりのすべてをワンストップで進めてくれるプロ

荻野晃

荻野晃 おぎのあきら
荻野晃 おぎのあきら

#chapter1

設計から現場管理まで幅広い経験がベースに

 一生に一度の大きな買い物といえるマイホームを建てる時や、住み慣れた家が老朽化した時、家族構成やライフスタイルが変わりリフォームを考えた時など、数ある住宅会社や工務店、ハウスメーカー、あるいは設計事務所で、どこに相談するのが良いのか悩むと思われます。

 荻野晃さんは、木造住宅の新築工事やリフォーム工事を専門として、設計から現場管理、土地探しやローンの相談まですべてを、ワンストップで請け負う住まいのエキスパート。「お客様と打ち合わせをしたことを、ダイレクトに図面や現場で反映させることができるので、『最初のイメージと違う』という誤差も生じにくいと思います」。一級建築士でありながら住宅にまつわるすべてのことにおいての幅広い知識と経験をもつ、その道のプロフェッショナルなのです。

 住まいにおけるマルチの仕事を請け負うその土台にあるのは、独立する前16年間勤めていた住宅会社での経験。設計から営業、現場管理まで広く経験しており、現場管理では合計200棟もの戸建て住宅に携わってきたといいます。ことに14年もの間、経験を積んだ現場管理では、職人とのコミュニケーションを何より大切にすることをモットーとしていたそう。「段取り良く施工が進むように、一度進めた作業に後戻りがないように、すべてにおいて前もって指示することを心がけてきました。万が一手直しが必要な部分があっても、職人ではなく自分の責任として、日ごろから信頼関係を築いてきましたね」。職人との信頼関係は、今も変わることない自身の信条。今でも現場には毎朝必ず顔を出すのはもちろん、夕方に進捗状況の確認や翌日の打ち合わせ、その間にも足を運ぶなど、誠実な仕事を心がけています。

#chapter2

職人気質の父の背中を見て育つ

 生まれは福岡県の大牟田市で、幼い頃から建築板金の職人であった父の背中を見て育ちました。「父は朝から夜遅くまで仕事ばかり。特に夏は遅くまで働いて、日曜・祝日も休まず、雨が降った時だけ休み。母も一緒に手伝っていたので、鍵っ子で寂しい思いもありました」。そんな中で唯一楽しかったのは、父が時折連れて行ってくれた田舎の現場近くで虫を捕まえたり魚を獲って遊んだ時間。やがて小学校高学年になると父の手伝いをしながら肌で現場の仕事を感じました。

 中学校は剣道部に所属し、大牟田で一番の進学校へ。柔道部に所属して身体を鍛えましたが、まわりに優秀な学生が多かったことから勉強面では苦労し、1浪の末に九州工業技術専門学校へと入学します。「現場上がりの先生が多く、土木関係やゼネコンの会社にいた先生や、工業高校の元教師などから、実務に近い知識を学ぶことができました」。授業を真面目に受けていた荻野さんの成績は、常にトップ。卒業時に校長賞など名誉ある賞を受賞し、卒業後は大分市で大型団地「富士見が丘ニュータウン」を造成していた住宅会社へと就職。福岡で2カ月の研修を受けてから勤務先である大分へと移り住んだのです。

 「初めから現場に配属されて、足場の組立やゴミの片づけ、基礎工事などあらゆる仕事をしていました」。当時新人であった荻野さんをからかうように、あえて専門用語で話してくる職人も。「その経験があったから今では、幅広い年代の方に合わせた建築の話ができます」。そうして現場監督をしながら設計や確認申請の仕事も行うようになり、リフォームの責任者として営業をすることに。しかし、成績を上げるための会社のバックアップを思うように得ることができず、平成16年の3月に退職。4月1日付けで「e-ハウス」を立ち上げたのです。

荻野晃 おぎのあきら

#chapter3

健康で長く住みやすい家とは

 当初は思うように売り上げが伸びず苦戦しましたが、父の支援で建てた新築のモデル住宅をきっかけに、少しずつ新築住宅の受注につながっていきました。現在は団地でのリフォーム工事を中心に、一人ひとりの顧客と真摯に向き合う日々。「阪神淡路大震災が起きた後に変わった建物の構造もすべて把握しています。ですので、その時代に合わせたリフォームを行っています」と話します。

 また現在は二級建築士の奧様と仕事をしていますが、小さい会社だからこそ情報に遅れずに、技術や知識を常にブラッシュアップできるよう、住宅瑕疵保険やフラット35の現場検査員、既存住宅現況検査の仕事も行っています。

 これからは、リフォームであれ新築であれ、高気密且つ高断熱の住まいの中で温度管理や水分管理をしてくれる「ファースの家」に取り組み、その魅力をより多くの人に知ってもらうのが目標。「長く住宅建築に携わってきて、本当の健康住宅を突き詰めた時に辿り着いたのが、建物の湿度管理の重要性でした。お客様にとっての最高の健康住宅を提供していきたいですね」。人生の大切な拠り所となる家を通じて、一人でも多くの人に笑顔を届けたい…そんな思いで、これからも確かな住まいづくりに真摯に取り組みます。

(取材年月:2021年2月)

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荻野晃

住まいづくりのすべてをワンストップで進めてくれるプロ

荻野晃プロ

一級建築士

合資会社℮-ハウス

新築でもリフォームでも、営業、打ち合わせ、設計、現場管理、ローンの相談や土地探しまで、あらゆるジャンルの資格と人脈を駆使して、住まいに関するすべてのことにおいて、ワンストップで請け負います。

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