子ども名義口座の注意点
大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
皆さん今年の目標は決まりましたか
なかでも今年こそは「貯金するぞ」「新NISAを始めたい」などお金関連の目標を立てる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はお金関連の目標つまり資産形成目標
について解説していきます。
そもそも資産形成とは、
「資産というお金に換金できる財産を作り上げること」
を言います。
簡単な例は貯蓄です。
資産形成は、
現金
保険
投資信託
株
不動産
など種類は問わず資産つまりお金に換金できる財産を貯めていくことなのです。
似たような言葉で資産運用
という言葉があります。
資産運用は既に形成された資産を減らすことなく投資などでいかに大きく増やすかを言います。
よって資産形成は資産運用の前段階とも言えるでしょう。
目安として金融資産が1000万円を超えるまでは資産形成の時期と言えます。
では次に資産形成をする際のポイントを見ていきましょう。
単純に貯金するだけではなくこれからお伝えする3つのポイントを抑えながら資産形成を行うことをおすめします。
①人生の目標や夢の実現のため具体的なライフイベントを考えて
将来のライフプランを描くこと
まずは、結婚、出産、教育、老後などのライフイベントに備えた資産形成を考えましょう。
漠然と貯金するのではなく、ライフイベントに合わせて具体的な金額を認識することで、毎月、毎年どのくらい準備すれば良いのかが分かります。
将来必要な金額から逆算して考えていくことが資産形成の基本です。
②正しい金融知識を獲得し、
間違った 資産選択をしないよう気をつけること
資産形成の代表的な方法は貯金です。
しかし今は、低金利の時代のため銀行にお金を預けているだけではほとんど利息がつかないことはご存知かと思います。
そこで、投資信託や株個人年金保険などで資産形成している方も多いでしょう。
しかし、金融商品の知識が曖昧なままでは損をしてしまうタイミングで保険を解約したり投資信託を売却したりと将来の資産形成を目指していたつもりが裏目に出てしまいかねません。
将来の資産形成を目指す上では金融商品ごとのリスクとリターンを理解し、なぜその金融商品を選択するのかを自分なりに納得してから投資することが大切です。
③分散投資をすること
ご存知の通り投資にはリスクが付き物です。
これと思って一極集中で投資したもののある日突然暴落してしまったというようなリスクをなるべく減らすために有効な手法が分散投資です。
例えば、株式投資ならば異なった会社の株を複数購入することでいくつの株価が下落しても損失を少なくできます。
投資リスクには為替リスクなど複数の要因があるので、投資対象の国、通貨、業界などを分散させるのも有効です。
また、貯蓄用の資金
と投資用の資産
をきっちり分けておくこともリスク分散になります。
これら3つのポイントを抑えて効率的に資産を増やしていきましょう。
様々なライフイベントを乗り越え、老後の生活不安を軽減するためにはリスクマネジメントをしながら長期的に資産形成に取り組む必要があります。
まずは現状の家計状況や今後のライフプランを明確にするところから資産形成目標を立ててみてはいかがでしょうか?
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