債券と株式の違い
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
本日は、子供が独立した際に見直す保険について解説します。
子供が独立すると親は子育ても一段落となりますが、このタイミングで是非行ってほしいのが保険の見直しです。
なぜなら、子供が独立した後は保険で備えるべきリスクが変わるからです。
子供が独立した後は、子供の生活費や教育費を生命保険で備えておく必要がなくなります。
反対に、老後に向けて生活資金を準備したり医療保険や介護保険のことをしっかり考えなくてはなりません。
まずは生命保険の死亡保障の見直しです。
生命保険の死亡保険金は、万が一の場合に残された家族が生活に困らないために備えるものです。
ですから、これまで子供の生活費や教育費に充てるための金額を含めて保障を設定していたのであれば、このタイミングで減額を検討することができます。
この先の保障金額は、夫婦の老後に必要な生活費や葬儀費用を考えて決めると良いでしょう。
掛け捨て型の保険に加入している場合は、貯蓄性のある終身保険に切り替えるという方法もあります。
次に医療保障の見直しです。
子供が独立した後は、ご自身や配偶者は病気や怪我などのリスクが高まる年齢となっていきます。
病院にかかる機会も増えると考えられますから、医療保障は十分に備えておく必要があります。
特に、医療費が高額になりがちな3大疾病に備えるために医療保険の他に、がん保険や三大疾病保険に加入しておくのも一つの方法です。
人生100年と言われる時代どれぐらい長生きするか予測はできませんから、
一生涯にわたって病気や怪我に備えられる終身タイプの医療保険やがん保険を選ぶのも良い方法でしょう。
一方、子供の方は独立した後自分で保険に加入することになります。
まだ配偶者や子どもがいない新社会人のうちは残された家族へ備えるための生命保険の優先順位は下げて考えることができます。
まだ貯金が不十分な時期は急な入院や手術への出費に備え、まずは医療保険に加入しておくと安心です。
長期間にわたり働けなくなった時のために就業不能保険を検討しておくのも良いでしょう。
お子さんにも声をかけて、親子それぞれの新しい生活にあった保障内容をしっかり検討してください。
質問や相談がございましたら
お気軽にお問い合わせください
お金の小学校大分校
では、マンツーマンでお金について学べます。一度参加してみませんか？
