患者様に大敵! ベッドやマットレスに潜む気管支肺アスペルギルス症
日々、増加する感染者。
新型コロナウイルスと共存しなくてはならなくなった今。
感染症対策をしっかりすることが必要不可欠です。
医療や介護においては、人が人に対して行う仕事です。
ソーシャルディスタンスだと看護、介護する方が手を加えられず、
ステイホームが続けば、じっとしてることが増え身体機能が低下してしまう可能性が出てきます。
全国で毎日感染者が増え、入院される方が増加しています。
考えただけでも医療機関で働く人手はとてもじゃないけど足りません。
ただでさえ、人手不足なのに・・・。
その一助として、感染症予防対策支援金があります。
それに私物洗濯やマットレスの洗浄の委託があてはまります。
普段、身に着けている衣類やタオルなどを清潔にすること(すべての洗濯物に熱処理を行います)
生活のほとんどをすごすベッドのマットレスを洗い、清潔にすること。(布用スプレーで紛らわすのではなく)
身の回りを清潔にすることは、感染症対策の基本中の基本です。
人は寝ている間に1時間に約50ml、一晩で牛乳瓶200㏄分の汗をかくと言われています。
それに加えて病院や介護施設で過ごす方は、お薬や尿漏れなどで汚染してしまうこともあります。
そこにシーツはまるごと変えるけど、
マットレスに染みていないはずもなく、布用スプレーを噴霧して完了・・・。
マットレスは、汚染物質が吸収蓄積され、臭いやシミ、カビ、菌などの原因にもなりやすいのです。
長年使用したマットレスは想像以上に汚れており、衛生状態は決してよくありません。
実際、感染対策のご担当者の方とお話をする際、
衛生上、一番気になることを尋ねるとほとんどの方が
「マットレスを洗っていないこと」だとおっしゃられます。
だって、5年も10年も洗っていないなんて想像するだけでぞっとします。
寝かせて深みの出る熟成ワインのようなマットレスが良いわけありません。
今回、医療機関において、感染症予防対策等支援金が出るので
ベッドのマットレスの洗浄をしていただけるとそれだけで安心できますね。
清潔な環境で安心して過ごしていただきたいです。