毎日のお酒で風邪のリスクを低減できる

2020年7月25日

テーマ：感染予防・対策

コラムカテゴリ：医療・病院

コラムキーワード：インフルエンザ対策、風邪　対処法、感染症対策

今回は、お酒は身体によくないのか？

いや体内のアルコール消毒だよ！

と答えるサラリーマンの言葉には、一理あるようです。

べろんべろんに酔っ払うのは違う話なのですが、

「適度な飲酒」なら悪いとはいえないようです。

東北大学大学院教授らが、

30代後半～50代後半の方約900人を対象に、

過去1年間の「風邪発症と生活習慣」の関連を調査したところ、

「アルコール頻度の高い人」が風邪にかかりにくいという結果がでたそうです。

あくまで「量」ではなく「頻度」です。←ここ大事。

アルコール頻度が

〇週3回以下　〇週4～6回　〇毎日

で比較すると、毎日飲む人は飲まない人に比べて風邪にかかるリスクが54％も低下したとのデータが出たそうです。

ストレス軽減や血流改善で免疫力を高める側面があるのかもしれないとのこと。

特に上気道(鼻まわり)を温めることもいいようです。

しかし、飲みすぎは免疫力を確実に低下させるのと

テンションが上がって大きな声を出し、飛沫を飛ばしまくり、

感染予防が出来なくなってしまうので

マナーを守り、ソーシャルディスタンスを保ちながら

おいしいお酒を飲んでください。