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松本麻衣子プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

院内感染を防ぐ武器

松本麻衣子

松本麻衣子

テーマ:病院や介護施設のベッド環境の管理



今回の新型コロナウイルス感染では、

院内や施設内でのクラスター感染が非常に目立ちました。

院内感染でよくある感染の1つに

MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)があります。

黄色ブドウ球菌はどこにでもある菌で、

髪の毛、皮膚、鼻の粘膜、口腔内、傷口などによく付着しています。

MRSAが検出された状態で、保菌と感染症の2つがあります。

保菌は治療する必要がなく、生活上で特に心配することはありません。

感染症を起こすのは、ほとんどが病院内にいる抵抗力のない患者さんです。

場合によっては、死亡される場合もあります。

MRSAは接触感染をするため、

MRSA患者のケアをした医療従事者(医療従事者には抵抗力があるので感染症にかかりません)の手を介して、

抵抗力の弱い他の患者に感染し、拡げてしまうことが最も大きな問題になります。

感染を拡げないためには、やはり30秒手洗いです。

あと、普段寝ているベッドのリネンやマットレスの洗浄が重要になります。

洗浄方法は、動画をご覧ください。

マットレス洗浄機で内部までしっかり丸洗いします


そのあとは、医療機器認定のマットレス乾燥消毒庫で蒸気殺菌します。


試験データでは、

処理前に4.9×10⁵あった黄色ブドウ球菌が<10(検出出ず)

というデータが出ました。

次亜塩素酸ナトリウムなどの薬剤で消毒する方法もありますが、

薬剤は極力使わず、安全な熱処理や蒸気による高温処理を行っています。

病院や介護施設でクラスター感染を防ぐために

マットレスをしっかりと洗いましょう!

昨日、UPしたポジショニングクッションも

感染症の際はこちらのマットレス乾燥消毒庫で蒸気殺菌しています。

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松本麻衣子
専門家

松本麻衣子(洗濯サービスほか)

有限会社 マツモト・メディカル

普段、洗浄することがない汚れたマットレスは、カビやダニや細菌の温床になりがち。免疫力が低下している方には、施設内感染のリスクも高まります。定期的な洗浄で、他の医療機関・福祉施設との差別化が図れます。

松本麻衣子プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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