枕が合わない事が原因で起こる腰痛について!
コラムをご覧頂きありがとうございます。大分駅前整体院の河野貴彦(こうのたかひこ)です!
前回までのNO.1〜3で「足」「骨盤・股関節」「手」とやってきましたが、今回は「胸」です。
交通事故で「胸」を損傷する理由
車に乗る際にシートベルトの着用が義務付けられています。
シートベルトにより交通事故時の衝撃から体が前方に投げ出されることはありません。
しかし、投げ出されないだけであって、体のシートベルトと接している面ではシートベルト作動時の衝撃をモロにくらいます。
そのため「胸骨」「肋骨」等の胸部での損傷がよくみられます。
胸部の損傷が腰痛の原因
先ほど上げた「胸骨」「肋骨」等の胸部は肩こりの原因はもちろんですが、腰痛の原因としても無視できない場所です。
理由はいろいろありますが、簡単には説明すると胸部の損傷により肋骨が縮む事で胸を開きにくくなります。
これにより肩甲骨が前方に引っ張られて姿勢が悪くなり、肩が挙げにくいなどの可動域制限が起こります。
肩甲骨の前方移動や姿勢の乱れにより、腰から肩を繋ぐ広背筋が緊張することで腰痛の原因になりやすいです。
まとめ
交通事故に限らずどうしても痛いところに意識がいってしまいます。
しかし「痛み」というのはあくまでも結果でしかありません。
足し算で説明すると1+1=2ですが、痛みは結果なので2と同じです。
この2=結果に対してのアプローチは治療ではなく対症療法です。
痛みを作り出す計算式(=1+1)の部分にアプローチしないといつまで経っても痛みは改善しません!!
交通事故時やその後痛みは、これまでに説明したNO.1〜4の部分に原因が隠れていることが多いです。
痛みがあってまだNO.1〜4の該当部分を検査していない方はこの機会に一度調べてみてください!
バックナンバーはこちら!
【交通事故後の腰痛の原因NO.1】
【交通事故後の腰痛の原因NO.2】
【交通事故後の腰痛の原因NO.3】