家は周囲への影響と住む人の品格を表すもの
建物に加わる力は「鉛直方向」と「水平方向」があります。
鉛直方向の力は、建物を構成する部材の重さである「固定荷重」と、人や家具などの移動する重さである「積載荷重」に分類されます。
この他に、雪の重さである「積雪荷重」も重要になります。
水平方向の力は、主に台風などの風圧力と、地震による地震力です。
風圧力は、建物の高さと形によって決まる単位面積当たりの風圧力を、風のあたる面積に乗じて計算します。
一方、地震による荷重は、地面の揺れに対する建物の慣性力によって生じる力で、加速度の大きさと建物の重さや形によって決定します。
構造計算では、計算した風圧力と地震力のうち、大きい方の水平力に耐えられるように設計を行います。
地震力が建物の方向に関係ないのに対して、風圧力は、見つけ面積に比例する事から、風の方向によって生じる力の大きさが違う事があるので、注意が必要です。
詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。