家は周囲への影響と住む人の品格を表すもの
11月18日、新聞各紙は日本の木造建築技術がユネスコに登録される事になったと報じました。
これによって、日本の木造建築の伝統構法の優秀性が国際的に認められた事になります。今現在、日本で建てられる家の殆どは、工場で生産する簡易な工法で木造の特性を無視しています。
木は植物なので生まれたその地域の自然環境により育ちます。
一定の年数を経て建築用材としての木材となります。
当然の事ながら、樹種の違いや産地の違いにより、一本たりとも同じものはありません。その特性を見分け適材適所に応用するのが、長年の経験を積んだ大工職人の技です。
尚且つ、ノコギリ・ノミ・カンナ等を自在に操る技能も必要となります。
私たちは、これまで先人から受け継いだ高度な木造建築を探求してきました。
私たちが住む阿賀野市周辺は、あがの杉や安田瓦等の建築資材と各種職人が豊富です。
今日の朗報を機会に、改めて日本の家づくり原点を再認識しました。
後継者育成も含めて、日本建築の進化と向上に努める活動に邁進します。
詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。