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木の家の耐力性・耐久性と屋根工法の関連

武石明

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建築用材としての木材の弱点は、腐る事です。
「木の家」の場合、主要構造部である木材をいかに腐らせないかが寿命を左右します。
木は濡れたままだと腐ります。
その犯人である「木材腐朽菌」は、木に含まれる水分の割合(含水率)が30%を超えると活発に活動するからです。
その原因は雨漏りですが、最近の家では屋根よりも外壁からの雨漏りが多発しています。
日本の伝統的な家は軒が大きく出ています。
これは日射を調節するためだけでなく、雨風が外壁の接合部に当たりにくくするためでもあります。
家の性能確保に重要な役割を果たすのが、屋根のあり方です。
雨、風、雪、熱、紫外線など容赦なく屋根に降りかかります。
屋根はその過酷な環境に耐えうる性能を確保しなければなりません。
そこでお勧めするのが「安田瓦」です。
安田瓦は耐久性だけでなく、遮音性能、遮熱性能、耐塩害性能などに優れています。
近年、地震や台風で瓦が落ちる映像がメディアで放送され、風評被害を受けています。

これは古い工法であって、今は堅実な施工法なので、その様な心配は一切ありません。

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詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。

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専門家

武石明(一級建築士)

株式会社研創

木の特性を知り尽くした設計士の視点と、古き良き伝統の大工技術、更にはコンピューター解析での「限界耐力計算法」による耐震証明が融合された、住めば住むほどその真価を実感出来る「こだわりの木造住宅」を提供。

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