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構造設計者に求められる責務と職能

武石明

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「構造技術者の役割責任とは何か」と自らに問う。

その答えは、構造設計とは「何を建てるか」というより、「如何に建てるか」を設計するものである。

同時に、現代の工匠(職人)の技能を最大限に活用する構造体の企画である。

なので、構造技術者は工事現場での絶え間のない自己研鑽が要求される。

力学の理論と経験のバランスよい構造感覚が不可欠である。

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更に「建築における構造技術とは何か?」と問う。

この問に容易に答えることは出来ないが、少なくとも「建築物が成立し、実体として存在する為に最低限必要なものは、その見識と感性である」ことだけは確実。

しかし、実際の建物は環境の違う土地の上に建つ一品であり、注文者の要望も異なる。

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これに応える構造技術は、決まり切った手続きや手順で処理し得るものではなく、高度な知識と技術が要求される。

よって、デザイン設計も構造設計に基づいたものでなければならない。

詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。

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専門家

武石明(一級建築士)

株式会社研創

木の特性を知り尽くした設計士の視点と、古き良き伝統の大工技術、更にはコンピューター解析での「限界耐力計算法」による耐震証明が融合された、住めば住むほどその真価を実感出来る「こだわりの木造住宅」を提供。

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