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コラム
先人の美感性を受け継ぎ、眼を養い、手を練る
2019年9月20日
先人から受け継ぐ日本の木の家は、独特の美しさを醸し出します。
素材の命や表情・感触を尊び、その長所短所を如何に生かして使いこなすかがポイントです。
飾りは、素材そのものの美や、素材同士の組み合わせによる調和や対比の美を重んじながら、季節ごとの調度品や掛け軸・工芸品・草花により演出されます。
デザイン設計の中に素材感を活かすとともに、自然・四季の移り変わりを取り入れる。
清廉さを大切に、「大と細」「明と暗」「厳しさと抜け(間)」など全てに「調和と対比」のバランスを取っています。
そして、そこに自己の美学や主張、もてなしの心を遠慮がちに、さりげなく盛り込みます。
そこには、高度な精神性と、それに裏打ちされた極限の技(仕事)から生まれてくる高度で洗練された建築空間を見ることができます。
これは、年数が経過するほどに表情が変わり、美しさが増していきます。
正に自然美そのものと言えるでしょう。
詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。
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