家は周囲への影響と住む人の品格を表すもの
最近、日本各地で気候変動による災害が多発しています。
その要因はCO2の排出による地球温暖化だと言われています。
樹木はCO2を吸収して成長するので、これをその対策として利用します。
樹木の吸収・固定量は樹齢約50年まで伸び続け、それ以降は、ほぼ横ばいで推移します。
まずは、この特徴を踏まえて、老齢化した樹木を伐採し、必ず植林する。
そして伐採した木材で木造建築物を建て、50年以上使用する。
「伐採」「植林」「木造建築物の長期使用」の3つが連携して初めて、CO2の吸収を最大化した森林保全が可能となります。
延べ面積30坪・20㎥の木材を使う家で5tの炭素を固定できます。
木造建築物は日本の低炭素社会を実現し、地球環境保全に貢献する「都市の森林」なのです。
一般的に木造建築物は短命だと思いがちですが、違います。
シロアリ被害や不朽さえ防げれば、半永久的に耐久年数を延ばせるのです。
大径木を用いた木組み・高床構造・軒を長くするなどの耐久構法は、これからも継承すべき日本独特の建築文化です。
詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。