家は周囲への影響と住む人の品格を表すもの
「家の安全を守る最大要因は何なのか?」
今では何の日なのか記憶も薄れがちな1月17日。
1995年(平成7年)阪神淡路大震災に襲われた日です。
6.434名の尊い命が建物の下敷になって奪われました。
その内92%が地震発生から14分という短時間で亡くなっています。
家の安全における最大の課題は、まず倒壊を防止することです。
当時の新聞・テレビは、その元凶が瓦の屋根であるかのように、盛んに煽りたてました。
その後の専門的調査では、老朽化による耐震性能の不足、白蟻被害による劣化、店舗や車庫による前面開放の間取りが主要因だったのですが、その真実は報じられませんでした。
先のマスコミの影響で、復興時における再建住宅では、瓦の屋根が1軒も無かったと聞いています。
確かに瓦は他の屋根素材より重いのですが、家全体の重さから比較すれば、それは軽微な比率です。
耐震性能を論議するならば、それ以前に地盤と構造体そのものに目を向けるべきです。
今年になって、6月18日に大阪地区で、9月6日には北海道が襲われました。
その結果を見ても明らかなように、地震動の大小を決定する最大要因は地盤の特性です。
詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。