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家の価値・性能・機能の関連特性を知る。Part3

武石明

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「1階2階、各々の重さに働く地震力」
地震による地面の揺れ具合は、震源地から同じ方向に同じ距離であれば、自宅の隣家も一緒です。
揺れ具合は一緒ですが、建物にかかる地震力は、各々の家の重さで変わってきます。
建築基準法では、建物の重さ(荷重)の20%を地震力と仮定した時、構造体が損傷しないことを耐震性の基準としています。
同じ家でも、各階の働く地震力は異なります。
1・2階にかかる地震力は各階とも、その階の高さの2分の1の位置に働くと考えます。

2018_06_20

この時、1階の上部の重さということは、2階の重さも背負うということです。
つまり、1階には2階の約2倍の地震力が働きます。
「高い階の方が揺れ大きくて危ない」と思っていませんでしたか?
しかも1階は大きな部屋が多く、壁が2階に比べて少ないのが一般的です。
従って、耐震性の計算では、1・2階のバランスを考慮すれば、2階は問題になることは、ほとんどありません。

以下は次回です。

詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。

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専門家

武石明(一級建築士)

株式会社研創

木の特性を知り尽くした設計士の視点と、古き良き伝統の大工技術、更にはコンピューター解析での「限界耐力計算法」による耐震証明が融合された、住めば住むほどその真価を実感出来る「こだわりの木造住宅」を提供。

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