家は周囲への影響と住む人の品格を表すもの
目を引くもの、カッコイイものが良いデザインと思われがちです。
ある方の論文に「悪いデザインというものは、ごまかすこと」で、良い建築とは「見えないものまでデザインされたもの」だと教わりました。
ではそれは何かといえば、うわべの綺麗さ、かっこ良さ、ごまかしではなくて、熱や空気、匂い、音といった「外から入ってくる豊かなもの」、心身の感触、周辺との関係(佇まい、コミュニケーション)、目には見えないけれど大事なことから逃げないで考える。
「見える化」するという言葉がありますが、表現者(設計者、つくり手)は「目に見えないものを見える化」する能力のある人です。
自分たちの価値観をきちんと社会に伝えることが出来る人が表現者です。
建築は様々な要求が混然一体となってハーモニーを奏でるもの。
写真に写らないものも、実物では分かってしまう。
見えないものを侮ってはいけない。
それには、毎日コンピュータと睨めっこしているだけでは、何時まで経っても見えてきません。
まずは、生活態度を改め、心身を鍛え直し、感受性・気づき力を磨くことです。
具体的には、靴を揃える、ゴミを拾う、キビキビ行動、元気溌剌、笑顔で挨拶・・・。
習慣を変えて自己変革に尽きるのでは?と思います。
詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。