家は周囲への影響と住む人の品格を表すもの
人は長い生命活動の中で少なからず異常や不調をきたします。
その時、頼りになるのはお医者さんです。
家についても、30年50年先を考えると、同じ危険性が予測できます。
不具合や不都合が生じた場合、その原因を的確に判断できて、それに対処できる技術プロがいなくては、生きる命も絶たれる恐れがあります。
工場化された家であっても、一旦出来上がれば救急の場合運んで行くことは出来ません。
必ず往診が必要です。
それもヤブ医者では困ります。
近年の日本の家づくりは新工法、新建材による簡略化により、職人の技能を磨くチャンスが失われつつあります。
従って、現役職人の老齢化と共に職人技の絶滅が危惧されます。
いくら便利な機械や道具ができても、使いこなす人がいなくては宝の持ち腐れです。
まさに、技能職人は家のホームドクターなのです。
一方、建築材料についても同じことが言えます。
30年50年後、補修や一部取り換えをする時、その材料がなければ全部入れ替えになってしまいます。
地域で生産されるものを使うのが「地産地建」です。
その地域の気候風土にあった特産品ですから、将来も途絶えることはありません。
当「あがの」地域は安田瓦の産地です。
木材は近くの山に林立しています。
腕の良い職人も多数います。
この地産地建の家づくりが広まれば、地域経済の活性にもつながります。
詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。