家は周囲への影響と住む人の品格を表すもの
建築用材としての鉄やコンクリートであれば、性格が素直・単純で付き合いが簡単です。ところが木材となると、これほど厄介で始末に悪い代物はいません。
その性格を並べてみると、
①、植物繊維で水や空気を含む。
②、腐る、燃える。
③、曲がる、割れる、ねじれる。
④、フワフワして傷が付く、伸び縮みする。
⑤、虫(シロアリ)に喰われる。
⑥、品質と強度にバラツキがある。
⑦、芯材、辺材で性質が異なる。
等々、並べてみると良い面がありません。
でも何故か、日本人は木の家を望みます。
木は人と同じ生き物だから愛着を感じます。
人と同じく1本たりとも同じものはありません。
種類が違えば香りも違う。
年齢も違えば表情も違う。
産地が違えば性格も違う。
植物だから人に与える健康効果もある。
環境が整えば何100年経っても強度を保つ、等々・・。
この木材(君)を劣等生にするか優等生にするかの責任は、担当者の見識で決まります。
○ 詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。