家は周囲への影響と住む人の品格を表すもの
11月11日、某テレビ局の県内企業紹介番組に当社が取り上げられました。
その前に事前審査の後、取材時での3つのインタビュー項目が送られてきました。
この質問に的確に要領よく答えられるか?
そこで、下記のように要点をまとめてみました。
Q1:何故、木を使った家づくりに拘っているのですか?
A1:一般建築物のようにデザイン性や機能性、耐震性だけを求めるであれば、鉄やコンクリート造で良いと思っています。
が、家は家族が24時間、延々と寝食を共にする生活の場であり住まいです。
木は自然の中で育つ植物です。
木の発する様々な成分が住む人の心身に与える効能が証明されています。
そのためには、木が室内に現れなくては意味がありません。
次に構造上の問題です。
木は建築用材としての強度は、鉄やコンクリートと比べると各段に弱い材料です。
植物ですので細胞の固まりで、中には空気が詰まっています。
ですので、ゴムのように弾力性があります。
これが、木材の最大の特長です。
これを利用したのが、日本の伝統木造建築です。
高度な耐震性や耐久性は、神社・仏閣は勿論ですが、100数十年を経た古民家が存在する事でも証明されています。
この先人の知恵を受け継ぎ、更なる進化と向上につなげたいと思っています。
Q2:職人をまとめていく上でどんなことを心がけていますか?
A2:家は一人でつくる事は出来ません。
事の良し悪しはチームプレーで決まります。
そこで、「地域一番の、強くて・良くて・好かれる人間集団」を目指しています。
そのために、毎日の朝礼、月2回の全社員研修会を行っています。
Q3:武石社長が思い描く将来像とは?
A3:私たちは、お客様と「一生涯のお付き合い」を願っています。
従って、「あの人たちが居なくなると困る」と言われる会社を目指しています。
全ては私たちの人柄の問題ですから、人間性と技術力を磨かなければなりません。
5分間の短い番組ですので、宣伝効果は期待していませんが、選ばれたことだけで感謝です。
詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。