家は周囲への影響と住む人の品格を表すもの
近年では、住まいである「家」も一般消費材と同じく工場で生産される「買う家」に変わってきました。
「買う」とは他人がつくったモノを選び、金銭と交換する二次的行為です。
その結果、愛着が薄れ、無機質な箱モノに変わっています。
「創る」とは自分が主体であり、ゼロからのスタートです。
そこには、完成までのプロセスと物語が生まれます。
23年間放送されている「開運なんでも鑑定団」という人気テレビ番組があります。
自分は美術・骨とう品の目利きだと自慢し、何百万という大金で買った「モノ」が、実は「ニセモノ」で大恥をかいた。
これが番組の人気要因です。
この番組に「家」の鑑定があったら面白いだろうに・・・。
何も鑑定団に出さなくても、年月が経てば素人でも、その判別は容易です。
何千万も出して求めた家が、30年で老朽化、再利用するにも役立たず、膨大な解体費と粗大ゴミだけが残った。
これでは、「鑑定団」番組の笑いネタと同じになります。
○ホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。