屋根ーその⑧
屋根に関するお話の3回目です。
一般的な住宅では、屋根板を支える部材として、屋根垂木が使われます。
でずが、当社では屋根垂木を使用せずに造ります。
屋根垂木の代わりに
厚さ60mmに及ぶ国産木材の屋根板を敷いています。

厚さ60mmの屋根材を敷くメリットとしては、
●屋根の断熱効果が高まり、夏も冬も快適な空間を維持する
●屋根に当たる雨音を消してくれるので、板金施工の屋根でも音が響きません。
●強固な構造になるので、新潟県内の豪雪地であっても、雪降ろしが不要となる。
といった効果があるのです。
味方の笹川邸、白山神社の外塀にも、屋根垂木は使用していません。
当社では屋根材はもちろん、他の部材でも国産木材にこだわる家造りをしています。
すると、思わぬ副産物がありました。
化学物質過敏症の方が、
屋根や床など国産材を贅沢に使った当社施工の家に
見学に来られたのですが、
家の中で談笑していた僅かな時間で、科学物質過敏症の症状が軽くなったのです。



