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櫻井利雄プロのご紹介
随所に伝統工法の知恵や工夫を取り入れた、住みやすい家づくり(1/3)
木の質と味わいにこだわり、国産木材を自社で製材・自然乾燥
歴史ある神社や寺、数寄屋造りの家など、美しいたたずまいの木造建築物。これらは、クギやボルトなどの金物を使わず、木と木を組み合わせた伝統工法で造られています。そこには、先人たちが培ってきた技術が凝縮されています。
「桜井木材建築」は、江戸時代の創業時から伝わる工法で、製材から建築まで一貫して自社で行っています。天井や床、内装などに使用されるのは無垢材。戸建て住宅をはじめ、商業施設や社寺も手掛けています。
「当方は宮大工の家系で、江戸中期に新潟で大工業を営んでいた記録が残されています。家づくりの技術は、代々口伝で受け継いできました」と話すのは、代表の桜井利雄さん。
取り組む工程の一つが木材の選別です。質と風合いを追求し、スギやヒバ、ケヤキ、ヒノキなど、年輪と年輪の間の木の肉がしっかりとした18種類の材木を全国の産地から仕入れています。製材後は、木材本来の強度と柔軟性が保てるよう、じっくり自然乾燥させます。人工乾燥では、熱が原因で樹脂が変質したり、細胞が破壊されたりして木を劣化させる恐れがあるからです。
「古民家のすすけた柱や梁、黒光りする床板のように、木は年月を経るごとに色合いや風合いが増します。人工乾燥材や集成材、合板は同様の経年変化は望めないでしょう。スギにはスギの、ヒバにはヒバの味わいがあるので、木それぞれの味わいを大切にしたいですね」。国の重要文化財の改修工事に木材を提供するなど、桜井さんの目利きには定評があります。
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