昔ながらの大工
天然木は傷が付きやすいため
建材での使用をためらう人がいるかもしれませんが、
木についた傷は、簡単に復元できることをご存知でしょうか?
フローリングといった床をはじめ、住宅建築で使用した木材は、
物をぶつけたりペットが爪を立てたりして、傷つけてしまうことがあります。
ところが、天然木であれば傷を簡単に復元できることをご存知でしょうか?
例えば、実験として、天然木の板に、あえて爪をたてて傷をつけてみます。
この傷を無くすにはどうしたら良いでしょう?
用意するものは、いたってシンプル。
お湯とタオルだけです。
板の傷がついた箇所に、少量のお湯をかけて、タオルで拭き取るだけ。
濡れた部分が乾くころには、傷をつけた箇所がわからないくらいに復元しています。
これは、建材となっても木の性質を保ち続けている
天然木のパワーによるものです。
天然木は、熱伝導率が低く、断熱材に匹敵するくらいの断熱効果があり、
部屋の湿度調節や空気清浄効果、防音効果などメリットがたくさんあります。
なにより木に囲まれた空間は、我々の生活に
癒やしを与えてくれること間違いなし。
家を建てる時には、天然木にこだわって建ててみると、とても満足度が高い家になりますよ。