昔ながらの大工
神社には至る所に千鳥の彫刻があります。
うねり波に千鳥は、千鳥の波渡りや人生の儚さ、遠方からやって来ることを表しています。
渡り鳥は、海外との交流を表す手法の一つで、笹川邸の欄間や新潟駅前ホテルのステージ幕にも描かれています。
千鳥が波間を楽しんで飛んでいます
また別の場所には、うねり波に千鳥、稲作をしている人の様子が彫刻で表現されており、稲作は別の国から渡来したものだという事を示しています。
千鳥が泡並みに負けまいと、必死に羽ばたいています。
こちらも同様に馬で田んぼを耕す様子があり、農耕は外から渡来したことを示しています。
このように外の国からやってきたものと一緒に千鳥を彫ることで、状況を説明する場所を生み出しているのです。