昔ながらの大工
蒲原神社には、五つ菱(溝口菱)=新発田藩の家紋があります。
その理由は、蒲原神社の歴史によるものでした。
蒲原神社には海道に詳しいとされる「椎根津彦」が御祭神。金鉢山に鎮座した後、現在の地に移り変わり、青海社として親しまれてきました。しかし、南北朝時代に神官が全員追放。
一度は歴史が途絶えてしまったものの、戦国時代末期に新発田重家が社殿を建造して復興したのです。
だからこそ、蒲原神社には、新発田藩の家紋があるのですね。
雲と朱雀 五つ菱(溝口菱) 新発田藩の家紋
鯉は黄河にある滝を登ると、竜となって天をかけると言われています。その鯉が天へと向かう様子を表しているのが、
この彫刻です。また新発田地区では、年の瀬に鯉料理を食す風習が残っていますが、この鯉も新発田と繋がりがあるのではないかと推測できます。
これらのことから、蒲原神社は新発田と関係が深い神社だという事がわかりました。