強度があり、歪みが少ない、関川村で伐採される植林3回目以降の木。

2023年1月30日

コラムカテゴリ：住宅・建物

森林は伐採・植林を経て、同じ場所に何回も木を植え続けるもの。

同じ木でも、何回目の植林かによって、その用途は変わってきます。
1回目・2回目に植林した木は住宅に使いません。当社は3回目以降に植林した木を使っています。

1回目の木は、土に養分がたくさんあり、木に強度がない、
2回目の木は、多少養分が抜け落ちているものの、まだ柔らかく、
3回目以降になってようやく、人が住むに適した強度が出てくるのです。

私たちが使っているのは、3回目以降の木。
その中でもより強度のある、関川村の木を使用しています。

一つの木が育つのに、およそ80年。
1回目・2回目を経て、3回目を伐採するまでに200年以上もの年月がかかります。

それだけ時間をかけて育てられた木を大切に製材して、みなさんの家を建てます。

この記事を書いたプロ

先人の知恵を生かした伝統工法による木造建築のプロ

櫻井利雄（桜井木材建築株式会社）

プロフィールホームページ

025-373-2325