老後の自分年金はどうやって作る?

石井順子

石井順子

iDeCoは老後の強い味方になるのでしょうか?

日本人は長生きです。
本来なら喜ばしいことでしょう。
ただし、少子化なので
老後の支えては少なく頼れません。

国の2023年の家計調査では
夫婦2人65歳以上の無職世帯で毎月
公的年金等の収入が約24万円、
不足分が約4万円とのこと。

65歳から毎月4万円の不足が
生きていく限り続きます。
いつまで生きるのか。
100歳もあり得ます。
インフレになったらどうなるのか?
公的年金も期待は難しいでしょう。

長く働くということも大事ですが
高齢になれば若い時と違い衰えます。
健康を害したら医療費の負担もかかります。
介護の心配も出てきます。
支出は増えていくかもしれません。

若い時から公的年金のように
準備が必要です。
預貯金では利息が付かないので
つみたて投資が必要です。
最近はiDeCoに期待できそうですが。

iDeCoは個人型確定拠出年金。
老後のための私的年金です。
現在は20歳から65歳までつみたて可能です。
これが70歳まで可能になりそう。
ただ、iDeCoに加入できる人は
公的年金保険料を納めている人です。
国民年金は60歳で保険料が終了します。
自営業や主婦は60歳でつみたて終了です。

iDeCoは60歳まで引き出しできません。
大変な時でもお金を借りることも
できません。
運用しなければ増えないので
運用の知識がないと難しいです。

じゃあつみたてNISAのほうがいいかも?
若い方たちにNISAはどのくらいやりますか?
と尋ねたら、10年か20年かな、との
答えが返ってきました。
一度止めるってこと?
お金を使うのかな?
老後のためのお金ではなくなってしまいます。
長期運用だと複利でとっても増えるのに。
いつでも止められる金融商品は
案外増えないかもしれません。

老後の準備は老後になってからでは
間に合いません。
若いうちから時間の武器でお金を増やします。
そのためには金融リテラシーが必要です。
わからないからできないのはとても残念です。

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 電話 090-1404-7204
 ホームページ  http://fpjun.on.omisenomikata.jp/

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