少子化が解消しなければ公的年金には期待できず長期投資が必要になりそう…

2024年3月4日

コラムカテゴリ：お金・保険

預貯金もリスクだが最大のリスクは何もしないことかも…

日本人は本当に長生きです。
老後は年金があるから
のんびり楽しく暮らせる、
というのはずいぶん昔の高齢者の方たち。

これから老後を迎える人、
子育てに忙しい現役世代、
老後はずっと先の若い人たち、
みんな過度に公的年金には
期待していないはず。
年金は今の現役世代で支えているもの。
働く人が少ない今は
運営が厳しい予感。
少子化なので今後もよくなるという
イメージではないです。

今の高齢の方たちは
年金開始も60歳からだったでしょう。
今は65歳です。
噂では年金保険料も
現行60歳までの支払いですが
65歳まで払ってもらうかも、
なんて言われています。
なんか厳しい。

公的年金は65歳から受け取るのではなく
繰り下げれば年金額が増えます。
1ヶ月繰り下げると0.7%増えます。
老後は元気なうちに働き続け
収入を確保する、
現役世代から投資で資産形成をして
老後資金を作る、
などで公的年金の受給を遅らせれば
安心です。

投資はよくわからないから
預貯金だけで資産形成をがんばる、
という考え方もあります。
ただ現在急激にインフレなのに
預金に利息は付きません。
預貯金に置いただけで
お金が目減りしているとも言えます。
利息が付いたとしても、運用の利益には
叶わないでしょう。

投資は必ずこれだけ増える、
という約束はないです。
また元本保証があるわけでもないです。
ただ、長期に継続すれば
きちんと資産を増やすことができます。

投資は長期でなければ損をする確率が
高くなります。
長期で持っていても相場の波があるので
解約しても元本割れのこともあります。
そういう時は相場が回復するまで
待ちます。
ここで必要、という時期に合わせ
積極運用から安定運用に切り替える
必要もあるかもしれません。

がむしゃらに働き
爪に火を点すように節約するか
投資の基礎知識を学び
長期にわたりお金に働いてもらうか
ご自身に合った方法で老後の資産形成を
していただきたいです。
何もしないのは今後本当に心配です。

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