若者もシニアも法律のことを考えると結婚は面倒くさい…

2023年9月9日

コラムカテゴリ：お金・保険

離婚も多いし遺産分割もあるし結婚は慎重に決めたいかも…

結婚する人が減っています。
少子化の原因です。
日本では結婚を選択しないと
子どもを持つことは
不利益が多いです。
子どもを持つことと結婚を
離して考えられたらいいのにと
思います。

結婚って簡単じゃありません。
いろんな権利・義務が発生します。
だから離婚も少し面倒くさいです。
結婚してからの財産は
共同で取得したと考えられます。
妻が専業主婦でもです。

マイホームがあったり
住宅ローンを組んでいたり。
借金を分けるのも大変です。
子どものこともそう。
どちらが親権を持つか、
養育費はいつまでいくら払うのか。
面倒くさい。
結婚する時はあまり考えない。

離婚したり、死別したり
もともとずっと独身だったり
おひとりさまにはいろいろありますが、
今のお盆の時など、家族が集まると
にぎやかでいいなと
思うのではないでしょうか。

働いていられる現役の時代は
自由があっていいですが、
年齢を重ねリタイアを迎え
時間の余裕もあり、
一人でいると寂しいし、
健康や老いの不安も増してきます。

高齢者が増えている中
シニアの再婚が増えているのは
そういう事情なのかもしれません。
ただシニアの再婚には
若い時と違い、いろいろ考えなければ
いけないことが多いようです。

お互いのお金の事情は
一番大事かもしれません。
年金など収入はいくらか？
貯蓄などの状況はどうなのか？
今はとても長生きです。
だから長い期間、介護が必要になるかも
しれません。
お互い様です。
覚悟が必要です。

お互いに子どもがいる場合は
相続でもめないよう、対策が必要かも。
亡くなった後、持ち家は誰が取得するのか。
不動産は分けにくいです。
再婚を考えた時、家族の理解を得ることが
後々のトラブル回避につながります。
難しい場合は、せめて遺言などで
対策を考えましょう。

資産は無くてもあってももめます。
お金があって不幸なら
お金がないほうがいいのでしょうか？
長年の相談業務をしていると、
お金が無くて困る人のほうが
圧倒的に多い感じです。
お金に振り回されることなく
きちんとコントロールできるように
金融リテラシーが必要です。

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