たった一人で出産する女性を守る「特定妊婦」という制度があります…

全ての女性が安心して出産できることを願います…

特定妊婦ということばを知っていますか？
2009年の改正児童福祉法の施行で
決まった制度です。
出産前からの支援が特に必要な女性です。

・若年
・予期せぬ妊娠
・経済的困窮
・社会的孤立

DVまたはレイプなど、
父親が存在しないシングルであったり
収入が安定しない貧困
知的障害や精神的疾患など育児が困難、
このような場合、出産すら難しく
育児は到底無理な場合があります。

本来なら祝福されるべき出産なのに
赤ちゃんの命が亡くなったり
妊娠中に命を絶ったㇼすることも
あると思います。
また無事出産できたとしても
生活が立ち行かず
子どもの虐待につながったりすることも
多くあるのではないでしょうか。

女性は男性と違い、
妊娠・出産する権利はありますが、
授かった子どものすべての責任を負うのは
違うと思います。
妊娠は女性一人でできることではありません。
男性にはその覚悟が無いような気がします。

特定妊婦は10年間で人数が多くなり
8000人を超えています。
特定妊婦には
・保健師や社会保険福祉士による相談
・生活保護の申請の手伝い
・就労支援
・家事支援
などが受けられます。

ただ望まぬ妊娠をしてしまった女性を
救済する制度は周知されていないようです。
当事者が声を上げにくいということも
あるかもしれません。

女性にとって妊娠・出産・育児は
大事な問題ですが
このようなことを具体的に
教えてもらったことが
無いような気がします。
学校でもあっさりとは学びますが
性教育に関しては私の学生時代は
覚えがありません。
現在でもいつどのようにどこまで
どう教えたらいいかは難しいようです。

お金の専門家としては
妊娠・出産・育児に関しての
お金のことも学生のうちから
きちんと学んでいただきたいです。
今は高校からお金の教育が
始まっているようです。
ライフプランについても学んでほしいです。

どんな境遇であろうと
赤ちゃんが幸せに育てばいいと思います。
シングルだと不幸だということではないはず。
子どもを不幸にする親はいない方がマシです。
昔と違いライフプランは多様化しています。
学校でも先生の価値観を押し付けることのない
教育を望みます。

全ての女性が妊娠した時に
悲しかったり孤独を感じたりすることがない
日本の社会にしていきたいです。
子どもは国の宝です。

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