ウィズコロナ時代の資産運用を考える…

2020年10月21日

コラムカテゴリ：お金・保険

コラムキーワード：ファイナンシャルプランナー相談、ライフプラン　相談

今の決断は最良ですか？特にお金のことはよく考えてみて！

今年から生活が変わりました。
ウィズコロナです。
感染者は簡単に減らないようです。
これから冬を迎え
インフルエンザが心配な季節。
去年は暖冬やマスク効果で
少なかったと思います。
今後はどうなるのかしら。

治療薬やワクチン開発が
すごく進んでいるような感じでもなく
いつ何時、自分があるいは
家族が感染しないとも限らず、
収入が途絶えたり
いろんな不安は全く消えていません。

健康であることが一番ですが
ウイルスと闘うには
お金の準備も必要です。
普段から資産形成の
アドバイスをしていますが
このような時代に何が必要か
再度確認してみました。

資産形成は目的別に
お金を分けることが大事です。
不測の事態に備えるには
短期資金として流動性
お金が引き出せる、
減っていないことが大事。

10年未満は中期資金。
元本確保の安全性。
ずっと先に必要な長期資金は収益性。
お金がたくさん働くことが大事。
運用させることです。

コロナ時代は不測のお金
短期資金も少し余裕を持たせると
安心です。
住宅ローンがあれば
1年間の返済金＋1年間の手取り収入が
いつも引き出せるお金として
元本確保の商品で運用できていれば
安心です。
中期資金を合わせて
そのくらいの金額が確保できれば
それでもいいと思います。

がんばって将来資金を貯めていたのに
資金が足りず
取り崩すことになった場合
iDeCoは掛け金を
ストップすることはできますが
お金を簡単に引き出して使うことは
できません。
掛け金をストップしても
口座管理料のコストは
支払い続けなければいけません。

生命保険も長期継続して
メリットがある商品です。
短期解約は損です。
掛け金のストップ、
払い済み保険にできることはあります。
損か得かは人それぞれ。
よく確認してからやりましょう。
解約しなくても契約者貸付はできます。
普段は貸し付け利息がかかるので
長期間借りっぱなしは損です。
ただコロナの時代は利息をもらわないという
保険会社がほとんどでした。
一部解約、減額もできます。
結構できることがたくさんあります。

何から先に引き出すか、
目先の損失だけではなく
将来を見据え、総合的に損か得かを判断し
どの資金から使うかを決めます。
中途で解約すると損だから
長期資金は準備したくないという方が
たまにいます。
そのような方は普段からお金を
計画的に貯めるのが
苦手なような気がします。
不測の事態に資金ができていない
ということにならないよう
長期資金の商品を選択することを
お勧めします。

新潟のFP石井順子
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