これから物価はどうなるんだろう？ローンと運用の金利の考え方…

2018年9月5日

コラムカテゴリ：お金・保険

住宅ローンは固定、運用は変動がお勧め！

先月、日銀の黒田総裁の
記者会見がありました。
金融緩和はまだまだ続きそう。
低金利は維持され
0％に誘導されていた長期金利は
上限を0.2％まで容認すると。

物価上昇率2％を
かかげてきましたが
なかなか上手くいきません。
結局2020年で
1.65と目標下降修正。

なぜ物価は上がるべきか？
物価を上げれば
売り上げも上がり
賃金を上げることができ
賃上げで個人の消費が活発になり
物がどんどん売れ
企業の売り上げが上昇。
こんな感じで経済が回ります。

人口減少で企業の
人手不足が深刻です。
企業は賃上げしてでも
求人しなければいけませんが
なかなかそれもできず
女性や高齢者の労働が増え
賃金を上げなくても
労働力が確保できているようです。

家計も潤っていないし
先々の不安もあり
国民の皆さんは
消費より貯蓄を重視しているようです。
私たちFPも消費や浪費から
投資へシフトなんて言っているし。
ますます消費は冷えます。

金利が上がりそうで
住宅ローンを変動で
借りていた人たちは
ドキドキしたでしょうか？
それすらわからない
幸せな人もいたでしょうか？
変動金利は一定ではないので
ちょっと怖いです。
今はまだまだ低金利なので
住宅ローンは固定が理想です。
金利が安い時に
固定金利で長く借りるとお得です。

運用は長期の固定は
あまりすすめません。
今はまだゼロ金利。
さっぱり殖えません。
1000万円を30年
物価が2％上昇していくとすれば
ゼロ金利で運用すると
実質500万円程度です。
半分減っています。
いつか金利が上がるとすれば
株式投資中心でも
いいのではと思います。

3000万円の住宅ローンを組む時に
金利にこだわったでしょうか？
そんな人もそうでない人も
自分の投資も金利を使ってください。
がんばらなくていいです。

新潟のFP石井順子
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