マタニティハラスメントはあなたと無関係な問題ではありません！子どもは国の宝…

2017年11月23日

コラムカテゴリ：お金・保険

コラムキーワード：退職　手続き

豊かな日本は子どもが生まれて育ってできます！

日本の少子化は
どんどん進んでいます。
今後見たこともないような
人口の推移を経験します。
これから100年くらいかかって
人口が三分の一くらいに
なる予定です。
子どもが生まれないんだから
仕方ありません。

少子化の世の中
出産を選択してくれる
女性の方たちに感謝します。
子育てには不安な時代です。
今は多くの世帯が共働きです。
若い夫婦の方は
収入も心細い方が多く
結婚しても奥様が専業主婦でいられる
余裕がありません。

小さいお子さんがいる家庭でも
パートをしながら
生計を支えている奥様も
多くいらっしゃいます。
そんな状況の中
2人目、3人目の妊娠がわかったら
仕事をどうするか
不安になってしまいますね。
パートでも仕事がなくなるのは
収入減少につながります。

普通は子どもを授かったら
とてもうれしいはず。
でもうれしさより、妊娠出産による
就労不能や
再就職ができるか
保育園が確保できるか
生活苦が頭をよぎる若いご夫婦が
多いです。
実際、全く貯蓄ができなくなった
取り崩す預貯金もなくなった
なんてお話があります。

以前は育児休暇が取れる方は
正社員だけでした。
今年1月からは
パートの育児休暇も
改正でとりやすくなっています。
・1年以上同一の事業主に
雇用されている
・子どもが1歳半になるまで
契約更新が見込める
全員が知っているのでしょうか？
職場で周知徹底していただきたいものです。

あなたの職場は
マタニティハラスメント大丈夫でしょうか？
意識せずにマタハラになっているかもしれません。
気をつけていただきたいです。

職場の女性の方に
・仕事を優先するよう言って妊娠を妨げる
妊娠中の女性の方に
・社歴が浅いことで育休取得を非難する
・妊娠は病気じゃないと体調に配慮しない
・非正規社員にうちの会社のルールでは
退職してもらっているなどと告げる

どれもひどいですがありがちです。
何度も言いますが
子どもは国の宝です。
子どもが生まれない国は
無くなってしまいます。
老後も支えてもらえないし、物も売れず
経済は回りません。

たくさんの女性が出産し
たくさんの子どもが
すくすくと育ってこそ
豊かな国が出来上がります。

そして会社も儲かることができるのです。
こんな簡単な社会科で習うようなことを
知らない大人がいるのはあきれます。
職場のマタハラを経営者が許していたり
率先してやっていたりするなら
そんな会社は近くつぶれるはずです。
辞めてもらいたいといわれる前に
さっさと辞めてやりたいです。
でも短気は損気。
きちんとお休みを取得してからでも遅くないです。

社会は支えあってこそ成り立ちます。
健康で元気な人たちが
少しがんばることで
弱者とともに楽しく生活できれば
幸せなことだと思います。
懐は寒くても心は豊かに保ちたいものです。

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