住宅購入、妊娠中はローンの査定が厳しいです！

妊娠の前後は避けたい住宅購入

低金利です。
住宅を購入したい方も
増えています。
お金を借りるなら
少しがんばらなくちゃいけなくても
今が建て時かもしれません。

ご夫婦の方
名義をどうするか
悩みどころです。
共働きなら、二人でローンを返すので
共同名義が普通でしょう。

親からの贈与もお得です。
今年なら要件を満たせば
700万円までが非課税です。
　＊消費税が10％なら1000万円でした。
要件とは所得が2000万円以下とか
来年の3月までに住まなくちゃいけないとか
家の大きさとかいろいろです。
出来るかどうかは
事前にきちんと税務署で聞いてください。
要件を満たさないと
たくさんの贈与税を支払う羽目になります。

親の贈与を受けたら
持ち分は慎重になってください。
非課税になるのは
自分自身の親からの贈与です。
妻の親が夫名義の家の購入に贈与しても
課税対象です。
持ち分に必ず反映させてください。

贈与はさておき
共同名義にして
ローンを組むなら
それぞれの名義で持ち分の割合で
組みます。
収入などの審査がそれぞれあります。

私も今までうっかりしていましたが
妊娠中の方は
ローンが組みにくいということです。
いくら正社員でも
出産後に働き続けるかといえば
100％ではありません。
妊娠が通常は無事終了しますが
出産は一大事。
万が一命の危険もあります。
妊娠していない人とは
査定が違います。
生命保険も同じ考えなので
団体信用生命が加入しにくくなります。

ローン会社は
勤務先にリサーチをかけ
社員なのか、長期に休暇を取っていないか
などを聞きます。
妊娠していると知ってしまうと
査定は下りない会社もあるようです。
仕方ないですね。

妊娠すると
その前にやっておけばよかった
というようなことが
結構あります。
生命保険の加入もそう。
告知項目に妊娠していますかって
16歳以上の女性は
必ずといっていいほど
お尋ねされます。
妊娠していると、現在の妊娠出産に伴う
トラブルについての給付金は
大抵の会社はほとんど受けられません。
妊娠、出産に関連する入院も
結構多いです。

妊娠はおめでたいことです。
でもお金のことでは
結構足かせになることも多いです。
妊娠のほかに不妊治療も
保険に入りにくくさせるアイテムです。
結論は結婚したらすぐ
保険のことを考えてほしいってことです。

鬼！と怒られるかもしれませんが
新婚の家庭の保険の相談に行き
加入手続きが終わるまで
妊娠はまだ駄目ですよって
きつく言って帰りますね。
それもみんな転ばぬ先の杖と思ってください。

住宅のことに戻りますが
共働き夫婦が購入した場合
妻の妊娠、出産、育児休暇があると
どうしても今までの収入よりは
下回ります。
実際に経験してみないと
お金の流れがつかめないこともあるので
妊娠の前後は住宅購入を控えた方が
いいかもしれません。
状況が読めてから買ってほしいですね。

新潟のFP石井順子
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