長寿だから投資は必要なのだ

2015年3月13日

コラムカテゴリ：お金・保険

コラムキーワード：投資信託、退職　手続き、退職金制度　導入

今のまま日本に住み続けるなら
よほど資産をお持ちでなければ
投資を考えなければいけない
と思います。

今まではよかったんです。
私たちの親くらいの世代
専業主婦の妻がいて
子どもが二人くらいいて
普通に働いてきたのなら
子どももちゃんと大学まで出して
60歳でリタイアしても
退職金も年金もそこそこ。
老後1％くらい年金が減ったって
そんなに痛くないです。
お金余って
生前贈与しようかくらいかもしれません。

昔の金利よかったですものね。
5％の金利でも15年で2倍
30年で4倍。
500万円が30年で2,000万円。
今はインフレなのに低金利。
銀行に預けるだけで
お金が減っちゃう。

社会保障も今までどおり
出来るわけないですよ。
年金少なくなって
支給開始が70歳になる日も近いでしょ。
医療費だって自己負担増やさないとね。

衛生的、栄養もいい、医学も進んだ。
簡単に死ねない。
お金がなければ長生きはリスクです。
長生きしても悲しくないよう
倹約しますか？
倹約だけじゃ間に合わない。
運用も必要。
高齢になってから運用しても
時間も頭も間に合わないです。

株が上がっていると
株が買いたくなります。
誰かが儲けたと聞くと
自分も欲しくなります。
目先にとらわれてはだめなんです。
そして買って短期で売る。
利益はあまり出ないはず。
運用は持ち続けな出れば
増えません。
投資信託でさえ
平均の保有年数は
2年未満らしいです。
これでは増えません。
アメリカの古くからある投資信託を
お父さんの相続で引き継いで
何十年も保有している80過ぎの
おばあちゃんがいます。
このファンドは
設定当時100万円預けて
今11億円だそうです。
そのおばあちゃん、
子どもの学費等大きな生活費は
このファンドが賄ったそうです。

マーケットの上下は常です。
あたりまえなんです。
勇気をもってマーケットに
居続けることが一番大事です。
投資にはいろんな法則があります。
その法則をきちんと理解して
参加してほしいです。
参加したら参加し続けることが
大切です。

新潟のFP石井順子
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