企業でもフレーム
人の距離感をつかさどるパーソナルスペースです。
名刺交換って、実はパーソナルスペースの距離感を地締めています。
名刺を手で渡すのですから、距離はおのずと近くなります。
しかも、いきなり握手(触れる)と言うのを嫌う人も居るでしょう。
ですが、名刺越しなら、比較的に嫌悪感は抱きにくいです。
最初に名刺交換を始めた人ってすごいと思います。
今は、ビジネスマンの名刺交換は当たり前になってきていますから。
名刺交換をするときに、体を後ろに引く人を見たことがありますか?
皆さん礼儀として、前傾姿勢で、背筋を伸ばして名刺を差し出します。
受け取る方は、両手で名刺をいただき、出来れば、お名前を呼ぶというのも礼儀の一つです。
目で見る、声に出す、すると耳から入ってくるというように
五感をすべて使った方法で、受け渡しをしています。
これにより、相手を知ることが出来、尚且つ相手のパーソナルスペースに入ることが出来ます。
脳の面白いところは、親しくないとパーソナルスペースへの侵入を拒否します。
なので、侵入を許すというのは、その人との人間関係が構築されたということです。
逆に、名刺の受け渡しでパーソナルスペースへ入るのが普通だと感じて居るので、拒否はされにくいです。
相手がパーソナルスペースへ入ることを、拒否しないことで許したと無意識は感じます。
すると、その人との人間関係の距離が一気に近くなるということです。
だから、私はいきなり飛び込んできた営業マンに対しては、机を挟んで名刺を受け渡しするようにしています。
逆に言えば、名刺の受け渡しの時は、机などの障害物を挟まない方が良いということです。
私と気には、1歩横へずれて挟んでいるテーブルを回避するように
動くことがパーソナルスペースへの侵入が容易になるということです。
『質問で相手を枠ぐむ』(アメブロ)
相手への質問はすごく有効です。
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*** この記事を書いた人 ***
竹井 勝之(たけい かつゆき)
2010年ごろからNLPを学び始め、現在NLPトレーナーアソシエイトの
資格を有しています。
脳科学や睡眠学、行動分析学などを融合して
私自身のNLPを構築しています