何時も怒っていると子どもはその怒りに慣れてしまいます。慣れささないために。
子どもは当然経験値が少ないです。
だから、親の姿や行動からフィードバックをもらっていることが多いです。
経験を積むというよりは、親の反応が経験としてフィードバックされます。
これをした結果が、これだというフィードバックは大切です。
でも、それでは、すべてが経験の基によるということに。
膨大な経験を積み重ねることは、脳にとっては疲労です。
脳は、とにかく楽をするのが大好きなんです。
私は、怠け者だとか、ぐうたらだという人、それは脳が正常な証明です。
だから、「親の背中を見て育つ」と言うことになるわけです。
親の経験談を聞くことや、親から注意されることを経験として吸収します。
勿論、親のしていることを黙ってみていますから。
信号無視をしているのも見ています。
他人を思いやる姿も見ています。
経験が12歳ぐらいまでの子どもの経験値を上げていきます。
ところが、中学生ぐらいになると親の後姿から実体験へと移行します。
自分で体験をしようと試みるようになります。
親は、小学生と同じ様に、自分の経験を話したり注意をします。
子ども側から見ると、それは価値観の押し付けだと感じて居るかも。
反抗期と言いますが、実は自分で経験を積もうとしているだけです。
自分自らフィードバックシステムを作ろうとしているわけです。
そんな時に、親の言うことさえ聞いていればよいと押し付けないでください。
自分で経験する、そして修正する能力を身に着けるときですから。
それが、ある意味大人になるということかもしれません。
親に話さないというのは、言い換えると、話してよい内容、話さない内容を
取捨選択する能力の開発だと見ることはできませんか。
新しい能力の目覚めの時期、フィードバックシステムを作っている時期なんですよね。
『何歳まででもできるは増やせます』(アメブロ)
脳は使いまわしの天才です。
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